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​第二期生の声

-- 第二期俳優コース  西川由美

 

私も昨年参加させてもらった「宿毛映画塾」。
何かに背中を押されて飛び込んだ宿毛市での1週間。

宿毛市の大自然の中、ここで出会った仲間達と切磋琢磨し、

純粋に芝居に向き合い、そして自分に向き合えた時間は

私の一生の宝物となりました。

 

もし参加を考えている方がいましたら

思い切って飛び込んでみてください。

きっと大切な何かを見つけられると思います。

-- 第二期監督コース  葛西静香

今年もきっと楽しくて有意義な合宿になると思います。
誰かが「宿毛には休息とパワーチャージのために行くんだ」

と言ってました。
9か月経って、少しその気持ちが分かるようになりましたが、
他の人より時間がないので休息している場合ではない、、、

と自分に言い聞かせ、東京から三期の無事終了をお祈りしております。

-- 第二期俳優コース  木藤佳代子

昨年 なかなか芝居に集中出来ない環境や
芝居に対して漠然とした悩みを抱えていた時に
「宿毛映画塾」募集を見つけ「これだ!」の閃きを信じて
参加を決意しました。

 

そしていざ成田へ!

旅慣れない私には そこから既に緊張感で一杯に。
ところがそんな心配も杞憂な程、
飛行機に乗り込んですぐに二期生の皆と仲良くなりました。

 

そこから毎日、ひたすら芝居の事だけを考え、
三食決まった時間に食事をとり、皆と話し、
色々な稽古を続け、とにかく台本と格闘。

 

日常の余分な事が一切なく、
テレビ等もない自然に囲まれた山奥の素晴らしい環境の下、
ただただ芝居と向き合う幸福感。

 

二期生のメンバーは、同じ釜の飯を食べ、
お風呂も一緒で寝るのも一緒(男女は別ですよ(笑))の裸の付き合い。
本当に心強い頼もしい愉快な仲間。

 

指導陣、サポートしてくださる宿毛の皆さん、OB、の方々は、
皆さんとても温かく、優しく、熱い情熱と愛を注いで下さいました。

 

宿毛映画塾では 与えられる課題は沢山ありますが、
それを一つ一つ越える、やり遂げる事で、
最後には やり遂げた自分に対し、
自信と成長を感じる事が出来るはずです。

そして 悩んでいた心が スッキリし
自分の進むべき道も見えて来る事でしょう。

 

是非、宿毛映画塾の魅力を貴方自身で感じて下さい!


-- 第二期監督コース 樋口大悟

宿毛映画塾、2018年の秋、
高知県宿毛市の山奥で過ごした一週間。

 

他の事は一切考えず、
ただただ芝居と向き合う濃厚な時間は、
あの時、あの場所、
宿毛の地でしか得られないものだった
と今でも思っています。


あの日々があったから、
今 頑張れると思う事もあります。


寝る間を惜しみ、ギリギリの中で体調管理もしつつ、
演技を、自分を、仲間を愛せた貴重な時間でした。
その時間と経験が俳優人生の
底上げをしてくれた事は間違いないはずです。


綺麗な景色と
地元の皆様と食べた郷土料理は格別でした。
ありがとう宿毛映画塾。

 

第3期も、益々の素敵な時間になる事と思います。
心より応援しております!

​第一期生の声

​-- 第一期(俳優コース):岸波紗世子

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​-- 第一期(俳優コース):佐々木大介

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​-- 第一期(監督コース):東 尚孝

 

短い期間ですが、映画づくりの楽しさと大変さ、打ち上げのバガ騒ぎを通して、映画を志す人間からつくる人間に変わることができた気がした夏でした。2回目の塾の成功、心よりお祈しております!

-- 第一期(監督コース):山下量子

宿毛映画塾

宿毛で映画を撮る。

 

漠然と考えた自分の夢が、まさか本当に実現するとは思っても見なかった。

 

ことの発端は、何気なくFacebookを見ていた時である。

宿毛市長の投稿が目に映った。そのタイトルは「宿毛映画塾」。

 

ん!?

 

映画好きな私は、すぐに詳細を検索した。

そして私は、その宿毛映画塾の塾長である松岡周作先生が、

宿毛出身であり、なんと70本近くの映画の

制作・プロデュースに関わっている凄い人であることを知った。

そして、塾には、脚本、監督、俳優コースがあり、

宿毛橋上の「山里の家」で合宿形式で講義が行われ、

実際に宿毛で短編映画を実習作品として撮るというのだ。

 

その後まもなく、宿毛市役所でなんと、

その松岡先生にばったり会ってしまった。

この偶然の出会いで、私は受講を決めた。

 

というのは、私が一番危惧していたこと、

「映画は好きだけどカメラや撮影の知識もない、

ド素人の私が果たして、受講してかまわないのか」という疑問に、

松岡先生は快く「どうぞどうぞ~そんな方をお待ちしています」

と言ってくれたからだ。

先生の優しい人柄も話し方で見てとれたことも決めた要因の1つである。

 

後から驚いたことは、結局、この宿毛映画塾に参加したのは、

宿毛から私一人だけだったということだった。

他は、東京や他県などから来ていた人たちばかりだった。

 

私が選んだコースは監督コースだった。

 

脚本はすこし学んだことがあるので、

全く知らない分野のものをトライしたかった。

けれども全くカメラなどの知識の無い私は

監督なんか出来るのかと尻込みしていたのだが、

興味あることにはトライするしかない。

勇気を出して飛び込もうと参加を申し込んだ。

 

そうして、映画塾は始まった。

 

監督コースには私の他に男性が2人いた。

初日に渡されたのは、既に現地入りして

脚本コースを終えた2人の脚本だった。

それをもとに、どの脚本を撮りたいか、そして誰を配役にするかを決める。

脚本を読んでいる時、松岡先生の他に

ゲスト講師で来ていた大崎章先生は俳優に演技を指導していた。

大崎先生は、「お盆の弟」で

第37回ヨコハマ映画祭4冠に輝いた監督である。

宿毛にそんなすごい人達が来ていたのだ。

俳優コースの8人の演技の様子を見て、誰をどの役にするのかを決めた。

配役が決まったら、リハを行った。

その他に、俳優にやってほしい演技をしてもらう場面もあり、

私は、「喜び」を見たかったので、

赤ちゃんが生まれたばかりの奧さんの演技や、

その報告を聞く、旦那や妹役の演技をお願いした。

というのは、俳優の演技を見ていた時、

「怒り」や「悲しみ」などは見れたのだが、「喜び」は見れなかったからだ。

また、感情の中で、「喜び」って、

なんだか演じるのがとても難しいように思えたからだ。

 

そうして松岡先生、大崎先生は、どの映画をこの映画塾で撮るかを決めた。

それは全く予期していなかった私の選んだ「なくしもの」であった。

その瞬間から、私は、「山下監督」になったのであった。

そして、私が撮る映画のチームを「山下組」と呼ぶことになる。

そう、映画の世界では北野武がもし映画を撮る場合、

「北野組」となるのだそうだ。

 

そこからは怒濤のような忙しさだった。

すべての予定をキャンセルにして、撮影に向かった。

カメラマンが現地入りしたので、どのシーンを何処でどう撮るか決める。

 

ロケハンって何ですか?という素人の私に先生は、

「ロケ地ハンティングだよ。ロケ地を探すこと」とか、

カチンコと呼ばれる拍子木は、編集の際、

別々に撮った音声と映像をつなげるときに必要なのだと教えてくれた。

また、録音係のマイクのフワフワした素材は風音を入れないためだとか、

その大きなマイクをガンマイクと呼ぶのだと教わった。

常にマイクを持っていないといけない録音の方の体力は大変だな

と思うと同時に、監督というのも

本当に体力が必要だということを思い知った。

そうしてなんとか無事に撮影を終えた。

その時撮った膨大な動画は、編集の上、

つい先日、20分の短編映画に姿を変えた。

“宿毛でも映画が撮れる”

そんな素晴らしいことを教えてくれた「宿毛映画塾」だった。

「宿毛映画塾」第一期塾生

・脚本コース

  

  渡邉良美

・俳優コース

  稲葉年哉 

  佐々木大介

  廣田健一 

  星野恵亮 

  岸波紗世子 

  桑鶴マミヤ 

  谷崎亜由美 

  細谷みこ 

・監督コース


  東 尚孝
  中村圭吾

  山下量子

他 脚本コース1名 全13名

(敬称略・あいうえお順)

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